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カス上がり・カス詰まり対策は プレス金型設計で撲滅できる! ~経年劣化ゼロの金型でプレス稼働率を 2倍にする手法~

8月21日(水)

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日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム

本講座はカス上がり・カス詰まりの解析理論にもとづいて対策方法を解説します。具体的には、せん断加工プロセスとカス上がり現象のメカニズムを紹介し、パンチとダイのクリアランス設定やストリッパの板押さえ力の設定などに加え、これらの現象の原因となるベースプレートの経年変形ゼロの熱処理方法など、講師(ヨッサァン)オリジナルのノウハウを伝授します。特にSKD11の熱処理の解説は、過去2年間にわたり講師(ヨッサァン)が実証・確立した理論となっており、カス上がりや経年劣化の課題解決に向け、金型屋とプレス屋が求めていた内容となっています。

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日時・場所

2024年8月21日 10:00 – 17:00

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム, 日本、〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町14−1

イベントについて

プログラム

0.講師(ヨッサァン)の金型人生(半導体金型製作高度熟練技能者)

1.リードフレーム金型(板厚の薄い順送金型の世界で言われる小は大を兼ねる)とは

:微細金型を極めれば大物金型にも適応できる!(小は大を兼ねるストリッパ基準構造)

2. カス上がり・カス詰まり発生のメカニズム

2-1 せん断加工のプロセスを理解する 2-2 カス上がりは空気圧の影響なのか? 2-3 吸着力とクリアランス 2-4 スプリングバックと寸法差の関係 2-5 適正なせん断面とクリアランス 2-6 カス上がりとカス詰まりのメカニズム

3.設計部門がつくるデキの悪い金型とは(5つの問題点)

①オールせん断部や過大クリアランスが混在 ②順送金型ならではの熱処理を知らない 

ほか

4.設計部門で金型のデキを良くする方法

4-1 せん断加工のプロセスとカス上がり 4-2 パンチとダイのクリアランスとカス上がり(3%のクリアランス) 4-3 ストリッパー・スプリング(仮押さえ)力とカス上がり 4-4 10型に1型あるデキの悪い金型を理解する(半年後に金型が伸びる) 4-5 SKD11の熱処理を理論的に理解する(焼き戻しマルテンサイト) ※実は既存理論(アナタの常識)が使えないことがわかります! 4-6 講師(ヨッサァン)のSKD11ヒートパターン(サブプロセスと低焼き戻し) 4-7 金型構造でカス上がりを予防する手法(6本ポストと接着方式)

5.加工部門で金型のデキを良くする方法

5-1 加工面精度を向上するオートバランス装置(デモで体感いただきます) 5-2 研削面の状態を良くする研削液の重要性 

6.質疑応答&技術相談

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